チャットレディのレシート・領収書のもらい方を教えます!

チャットレディは、一定以上の収入があれば確定申告を行い納税しなければなりません。

確定申告」とは1年分の所得から所得税を正しく計算し、税務署に申告する手続きになります。
所得税は、収入から経費を引いた所得にかけられる税金のことです。

経費が多ければ所得が減るため、その分納める税金が少なくなり貴女の手元に残るお金が多くなるのです!

チャットレディはパソコンやスマホを使って接客するお仕事。
他の職種では経費にならないものも、チャットレディなら経費になる項目が多数あります。

経費として認めてもらうためには、購入した証拠が必要!
つまり、領収書やレシートの保管が経費計上するために重要なポイントとなるのです。

領収書とレシートの違いって?

領収書とレシートって何が違うの?

領収書とレシートの違いは大きくわけて2つあります!

1つ目は、購入した時の明細が記録されているかどうかです。
レシートは、1度の会計で支払った金額に加えて内訳が細かく明記されています。

例えば、お店でカレーを作るための食材を購入するとします。
レシートには、にんじんやじゃがいもなど商品名の横に内訳としてそれぞれの値段までがしっかり書かれています!
対して領収書には、1度の会計で支払った金額や購入日などは記載されているものの、内訳までは明記されていません。

お店で食材を購入したとしても支払った購入と但し書きのところに「お品代として」などと書かれているだけです。
ただし領収書の場合、商品と金額を指定して記入することが出来ます。
指定した商品の金額のみを記載した領収書をもらうことも可能なのです!

2つ目は、宛名があるかどうかの違いです。
領収書には宛名を書く欄があり、誰に領収書が発行されたかがひと目で分かるようになっています。
対してレシートには宛名を記載する欄がないため誰が支払ったかが明確ではありません。宛名がある分、領収書の方が自分で支払ったという根拠を明確に示すことが出来ます!

領収書とレシートの違い

・支払いの細かい内訳が記録されているか
・宛名を記載する欄の有無

どちらを貰うといいの?

購入金額によって領収書とレシートどちらがより良いのかが違います。

高額なものを購入した場合は、領収書を発行してもらいましょう!
パソコンやカメラなど高額商品を購入した場合、レシートは宛名がないため「他人の購入レシートなのでは?」と疑われてしまう可能性があります・・・。
そのため、高額な物を購入する際は宛名が記載された領収書の方が安心です!

目安として10万円以上のお買い物をしたら「宛名付き」の領収書を受け取るのがオススメ!

反対にそこまで高額とはいかないようなお買い物であればレシートで問題ありません!
またお買い物をする時は仕事用とプライベート用別々でお会計をするのがオススメです。

万が一、仕事用とプライベート用のものを一緒にお会計した場合はレシート部分に仕事用の経費が分かるようにマーカーなどで印をつけておくようにしましょう!

領収書やレシートのもらい方

基本お店のレジで「領収書を下さい」と言えば領収書を発行してくれます。
レシートもレジを置いているお店なら渡してくれるはずです。

ただ、例外として領収書の発行が難しい場合があります。
例えば仕事の付き合いでパーティーに出席した場合の祝い金や自販機で飲み物を購入した場合などは領収書が発行されません。
また銀行口座からの支払いも領収書の発行がされないでしょう。

領収書やレシートが貰えない時はどうしたらいいの?

そんな時は「出金伝票」を活用しましょう。
出金伝票に必要項目を記入するだけでOK!

①日付
②支払い先
③具体的な内容・用途
④金額(小計)
⑤合計金額

例えば旅費交通費の出金伝票を書く場合、同じ日の交通費はまとめて1枚の出金伝票に記載すると良いでしょう。
行き帰りで複数枚の出金伝票を書く必要はありません!

出金伝票は色んなところで手軽に購入することが出来ます。
お店だと、文具店や100円ショップの文具コーナー等に置かれています。
もちろんネット通販で購入することも出来ます!

領収書やレシートの代わりとして有効となります!
あくまでも「出金伝票」は領収書やレシートが貰えなかった時の対処法です。

領収書やレシートを発行してもらえる場合は必ず受け取るようにしましょう!
また領収書やレシートを失くしてしまった場合は、再発行できるものは手続きを行ってもう一度貰うようにしてください。

領収書の宛名は?

領収書に必要な宛名はなんと書けばいいの・・・?

会社員の場合は、領収書を発行してもらうのに会社名を記載することになりますが、チャットレディは個人事業主となるため会社名を書く必要がありません。

宛名の代わりになるのが屋号です!

屋号とは?

開業届で設定できる個人の会社名のようなものです。
青色申告を選択して確定申告を行う場合、事前に「開業届」を提出する必要があります。屋号を設定すればその名前がチャットレディで働く上での貴女個人の会社名として有効となります。
ただし屋号の設定は任意です。空欄で提出しても構いません。

屋号を設定してしまうと、住所に届く書類が屋号名で送られてしまうデメリットがあります。
周りにバレずに働きたいという方は屋号を書かずに提出しましょう!

領収書の宛名は「屋号」を決めているチャットレディは、屋号を記載しましょう。
「開業届を出していない」「屋号を決めていない」という方は、宛名は自分の名前でOKです!

宛名を書くときに、「上様」と書いてもらう事を聞いたことはありませんか?
「上様」とはお店にとっての上得意のお客を意味するもので、領収書の宛名に記載されることがある表現です。
「上様」という宛名だと相手の特定ができないため、誰に支払ったかが分からなくなってしまいます。
その結果、経費として認められず計上できない場合もあるので宛名は必ず「個人名」や「屋号」を記入してもらいましょう!

紛失に注意しよう

確定申告書を提出する時に経費計上した領収書も提出するの?

そう勘違いされている方も多いかもしれません。
しかし、確定申告書を提出する時に領収書やレシートが必要なわけではありません。

主に税務調査が入るタイミングで必要となります。

税務調査とは、きちんと納税しているのか確認するというものです。
この時に、経費として計上した金額を確かめるために領収書の提示が求められます。

領収書を失くしてしまうと、本当に支払ったという証拠を示すことが出来ません。
その場合、追加で計算し直して税金を納める必要があるため領収書やレシートの保管は重要なのです!

オススメの保管方法

経費計上した領収書やレシートは法律上7年間の帳簿や保管が義務付けられています。
捨てずに7年間は保管しておかなくてはなりません。
必要となった時に「どこに閉まったか分からない・・・」というトラブルが起きないように年度別や項目ごとに分けるなど自分自身で把握しやすい保管をする必要があります。

オススメの保管方法が知りたい!

封筒やクリアファイル

月や項目ごとに封筒やクリアファイルを分けて、その中に領収書やレシートを保管しておく方法です。
例えば、封筒やクリアファイルの表紙に「◯年◯月分」「化粧品代」と記載しておけばひと目で分かって必要な時に提出しやすいですよ。

スクラップブック

スクラップブックに月や項目ごとに領収書やレシートを貼り付けましょう。
例えばページの上に「◯月」と記入して、その月に使った領収書やレシートを貼っていきます。
そうすれば、どの月に何の経費を使ったのか分かりやすいです!

データ化

領収書やレシートをPDFなどの電子データに置き換えて、PC上で保管しておくやり方です。
データにしておけば、実際の領収書やレシートの原本を保管しておく必要がないため収納スペースを取りません。
データは、破損トラブルに備えてクラウド上で保管するのがおすすめです。

取引をデータ化しておく「電子帳簿保存法」については、以前は事前に税務署へ届出をしておく必要がありましたが、現在では事前届出は不要になりました。データ化して保存しておくためには、電子帳簿保存の要件に対応する必要があります。

経費計上した領収書やレシートはプライベートのものと混ざらないように保管・管理しておきましょう。

ここで紹介した保管方法以外にも、バインダーやポーチなど自分が保管してしやすい収納方法ですぐ見つけられるようにまとめておくことが大切です!

また購入したものが経費になるか迷ったら、領収書やレシートは捨てずに保管しておきましょう。
分からないことがあれば税理士さんやスタッフに相談してくださいね。

まとめ

経費計上に必要な領収書やレシートについて紹介してきました。
領収書やレシートの保管は、無駄なく経費を計上して節税するのにとても重要です。

いつ購入した領収書なのか日頃からこまめに整理しておくのがオススメ!

領収書やレシートは原則7年間の保管は必要なので万が一に備えて失くさないように注意してください。
手元に残る金額を増やすためにも経費を上手く活用して少しでも税金を安く済ませましょう!

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